技術ポートフォリオとは、企業が保有する技術資産の集合体です。
技術ポートフォリオを適切に策定することで、企業の技術戦略を効果的に実行することができます。
ビレッジアレイでは、技術資産の棚卸しから、競合分析、市場分析など、幅広い視点で企業の技術ポートフォリオの策定や見直しを支援しています。
技術変遷の激しい今だからこそ必要な「技術ポートフォリオ再構築」
温暖化ガス排出対策に伴い、自動車のみならず大きな動力を伴う機械は電動化されていく中で、デバイス、部品、最終製品のメーカーは作る商品を変えていく必要があります。それはすなわち、そこまでに培ってきた技術ポートフォリオを見直す必要がある、ということです。
技術ポートフォリオ相談実績
既存技術の別分野への移行
- エンジンを使った製品を製造している企業様からのご依頼
- 電動化に移行する一方で今まで培ってきた技術を活かせる新たな分野も開拓する必要性を感じていた
企業様へのヒアリングを重ね、工場視察など現場の状況も把握するなどして、今まで築いてきた既存技術がなるべく生かせる分野・カテゴリーを調査・提案した。
新技術の獲得
- 現状の技術ポートフォリオのままでは将来的な展望に不安が残る企業様
- 技術環境の変化が激しく、自社での成長やスピード感に限界を感じている
企業様の技術ポートフォリオを理解した上で、より新技術の開発スピードが増すシナジー効果が期待できるスタートアップ企業を調査し、アライアンスを組めるよう支援した。
状況によっては、スタートアップ企業を買収して新技術を技術ポートフォリオの柱にする構想も持つ。
製造工場の選定
- 製品のプロトタイプまでは、自社および知り合い業者を手配
- 量産フェーズに入るにあたって、工場選定の必要性があった
予算面はもちろんだが、技術的に(工場で)量産が可能なのか、部品の購買などはどう手配するかなどを総合的に調査・判断し、提案した。
アライアンス先の提案
- 従来技術に依存している体制に強い危機感を持っている企業様
- 広い視野や斬新な体制など、柔軟な技術開発体制を外部から取り入れたい
提携先は必ずしもスタートアップとは限らず、中小企業同士、大企業同士のアライアンス(国内・海外)の提案も可能。
スピンアウト・スピンオフ案件
- 企業の持っている小さい事業案件(大企業がやるには小さすぎる案件等)
独立事業化を支援した。
スタートアップのご相談
- スタートアップを設立したい企業様
新たにスタートアップを設立する際の技術面(開発計画、人員確保等の資金調達以外)の支援。